レーシックイメージ

レーシックの後遺症について

私は以前、眼科で検査員として勤務していたことがあります。
勤務先の眼科ではレーシックの施術は行っておらず、どちらかと言えばレーシックには否定的な先生の下で働いていました。
レーシックの施術は行ってはいないものの、他院にて施術された方が悩みを持ち、来院されることは多かったと思います。
その中で一人とても記憶に残っている方のお話ですが、20代男性の患者様でした。
定期的に通われている患者様で目的はコンタクトレンズのご購入。
強度近視でして、眼鏡にすると必ずレンズが分厚くなるからコンタクトレンズは手放せないとのことでした。
毎月のように通われていたのでお顔を覚えていたのですがある日から、ぱったりと来院されなくなりました。
そんなことは病院ではよくあることで、特に気にもしていなかったのですが数ヵ月後、久々に来院されたときの視力の変化には驚きました。
今まで視力検査の的の一番大きな指標すら見えなかったのですが一番小さな指標まで軽々と答えていかれたのです。
そして来院された理由をお伺いするとレーシック後の後遺症についてでした。
・遠くはとても見えるようになったが、近くが見えなくなった・光が眩しく、夜の運転時に対向車のライトが痛いほど眩しく運転に支障が出ている・目の乾きが激しく、一時間おきに目薬をさしている。
大体、後遺症に悩まされ来院される患者様と同じ症状のようでした。
一度施術してしまった目を元に戻すこともできる訳がないので診察した結果、乾きを潤す目薬を処方することと近くが見えなくなったのはピントを遠くに合わせたことが原因なので今度は近くにピントを合わせるための眼鏡の処方をすることと光の眩しさは色をつけた眼鏡、サングラスをかけること、とのことでした。
眼鏡から逃れるためにコンタクトレンズにし、そして、コンタクトレンズを逃れるためにレーシックを施術したのに結局は一番最初の眼鏡に戻ってしまう結果となっておられました。
確かに遠くが見えるようになることは今まで遠くが見えなかった方にしては素晴らしく感動することだと思われますが何事もなく後遺症にも悩まされずにその後過ごして行ける方はそこまで多くないように感じました。
施術後すぐは何事もなかった方も、時間が経って症状が表れることもあります。
そして20代男性でも近くが見えなくなった、まさに老眼の症状が現れたことと同じなのです。
遠くが見えれば近くが見えず、近くが見えれば遠くが見えず。
なにより目に施術を行うことは相当の勇気がいると思いました。

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